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基準値以上でも以下でも病気になりやすくなるの?コレステロールの基準値でわかる病気とは

 2016/04/21 疾病・症状
この記事は約 7 分で読めます。 1,618 Views

健康診断では、総コレステロール値 、HDLコレステロール値、LDLコレステロール値の3つの数値をしらべます。

総コレステロールはHDLコレステロール値とLDLコレステロール値の合計ですが、LDLコレステロールは悪玉コレステロールといわれ、動脈硬化の原因になるコレステロールです。この数値が基準値より高いと動脈硬化のリスクがたかくなりますので、基準値内の数値である必要があります。

HDLコレステロールは善玉コレステロールといわれ、血管壁に付いた悪玉コレステロールを引きはがして肝臓まで運ぶ役割をします。なので、高くてもあまり問題にはなりませんが、基準値より低い場合、血管壁に付着した悪玉コレステロールを引きはがす役割を果たせなくなるため、動脈硬化のリスクを高めることになります。

このようにコレステロール値は悪玉は基準値より高い場合、善玉は基準値より低い場合が問題になります。

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コレステロールのそれぞれの基準値

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コレステロールは総コレステロール、LDLコレステロール(悪玉),HDLコレステロール(善玉)の3つがあり、LDLコレステロールの基準値は120~139mg/dl、異常値は140mg/dl、HDLコレステロールは基準値40~119mg/dl、異常値40mg/dlです。

総コレステロールはLDL(悪玉)とHDL(善玉)の合計なので、総コレステロール値が高くてもLDL(悪玉)基準値内で数値が低く、HDL(善玉)が高い場合なら問題はありません。

問題なのはLDLが、140mg/dl以上、HDLが40mg/dl以下、中性脂肪の数値が150mg/dl以上のどれか一つが当てはまる場合です。

この場合は脂質異常症の疑いがありますので、健康診断でどれかひとつ数値がひっかかったら、医師の診察を受けましょう。食生活や生活習慣の見直しが必要になります。

 

コレステロールとは何?

これだけ問題になるコレステロールなら、体に全く必要のないものかというとそうではありません。

確かに多すぎたり少なすぎたりすると、いろいろな病気を引き起こす原因になるものですが、実はとても大切な働きをしています。コレステロールは生命を維持するのに必要な細胞膜の原料、ホルモンの原料、胆汁酸の原料となります。

また、LDLは悪玉といわれていますが、コレステロールを体の必要な場所へ原料を運ぶ大切な役割を果たしています。HDLは余分なコレステロールを再利用するために肝臓に持ち帰る働きをしています。

善玉だけがからだに必要なのではなく、悪玉の働きがあってこそ、善玉も自分の役割をはたすことができるので、悪玉もからだにとって生きていくために必要な栄養素なのです。

最近の研究ではLDL値が高いことが問題なのではなく、LDLとHDLの比率が病気の原因であるとわかってきました。

 

基準値の新しい考え方

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新基準は現在はまだ採用にはなっていません。基準値と臨床判断値は異なるという見解もあるからです。

今現在薬を服用されている方は、新基準なら薬の服用は必要ないのではと考える方もいるとはおもいますが、薬の服用に関しては医師に相談してください。

基準値にこだわるのではなく、今までのコレステロールは悪いものという考え方を変えて、悪いものをゼロにするのではなく、摂りすぎないで、適量におさえる生活を考えてみてください。

新しい基準値は男女別になり、女性は閉経などにより数値が上がるため、年齢別になっています。LDL値(従来は60~119)は男性72~178、女性は年齢30から40歳で61から152、年齢45から64歳で73から183、年齢65から80歳で84から190です。

男女とも正常となる基準値範囲が広がりましたが、高くてもいいわけではありません。

 

数値を下げる食事とは

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新基準値はまだきちんと採用されたわけではありませんし、コレステロールはやはり高いと体に悪影響があります。数値を下げるためにまず食生活を見直してみましょう。

数値を高くしてしまう食品を全くとらないようにする必要はありません。体には必要な栄養素なので、とりすぎないよう適量をきちんととるようにしましょう

LDL値を下げるには、食べ過ぎをあらためる。腹八分目をこころがけてください。カロリーをおさえることができます。

植物性たんぱく質をおおくとるようにするようにしましょう。脂肪の多い食事は数値を高くしてしまいます。大豆や納豆など多く摂り、水溶性植物繊維の多い食品もおおくとりましょう。

水溶性植物繊維はコレステロールの吸収を抑える働きがあります。海藻やきのこが水溶性植物誌繊維を多く含む食品です。食事の時に水溶性植物繊維の食品を先に食べるのもいい方法です。

 

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HDLの数値を高める

数値を基準値に保つことも大事ですが、LDLとHDLの比率が特に大事です。

LDLが基準値なのにHDLが低すぎると動脈硬化をひきおこすリスクが高くなります。なので、LDLを下げると同時にHDLをあげることも考えましょう。

HDLをあげるには、まず運動です。特に有酸素運動が有効です。有酸素運動ときくと、ジムでハードなメニューをこなさなければと思うかもしれませんが、一番やりやすい有酸素運動はウォーキングです。

1日の歩行数が1万歩以上の人はHDL値が高いというデーター結果もあります。一日の歩行数を1万歩を目標にして始めてみましょう。

通勤の時一駅分歩いてみる、買い物に行くときひとつ先のスーパーまで歩いていってみるなど、一日のうち少し歩く時間を長く取り入れるようにしてみましょう。

大事なのは続けることです。トータルで一万歩をめざしてみましょう。

 

LH比が重視されている

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今では数値が基準値内であることも大切ですが、脂質異常症の診断で重視されているのはLH比です。

LH比とはLDL値÷HDL値のことです。例えばLDL値が130mg/dlでHDL値が45mg/dlだとすると、比率は2.8となります。どちらも基準値内ですが、この比率の数値は動脈硬化があり、それもかなり危険な状態ということになります。

LH比は他に病気がない場合は2.0以下に、高血圧や糖尿病がある場合は1.5以下にすることが、望ましいといわれています。LH比が2を超えると動脈硬化が疑われ、2.5を超えると血栓ができ心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす危険性が高まります。

数値が1.5以下の場合はその心配はなく、健康な状態です。健康診断でLDL値とHDL値がわかったら、基準値内でも一度計算して、自分のLH比を出してみましょう。自分の体の状態を知る一番いい方法です。

 

まとめ

今数値は見直されていますが、高い状態がいいわけではありません。食生活を見直して、数値を下げる食事をすることも大切ですし、継続できる運動をすることも必要です。そうすることで、動脈硬化をひきおこすリスクを下げることができます。

数値はあくまでも目安と考えて、あれもダメこれもダメという生活ではなく、必要な栄養は適量とるようにし、摂りすぎないようにきをつけましょう。いつまでも健康で生活するためにも、自分でできることからはじめてみましょう。

食事にしても運動にしても毎日の積み重ねです。一度にたくさん歩けなくても、一日のうち何回かに分けてトータルで一万歩歩けるようにしてみたり、昼の食事を食べ過ぎたら、夕食を軽めにしてみたり、上手にコントロールしながら、生活してみてください。

自分の健康は自分で気にかけて生活をしていきましょう。自分を一番大事にできるのは、自分なのですから。

 

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木村 哲也

木村 哲也

株式会社イコールヒューマン代表取締役。生活習慣病の権威者である崇高クリニックの荒木裕院長と提携し、主に生活習慣病に関わる様々な情報を広く分かり易く提供中。

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