新陳代謝の仕組みと不可欠な栄養素とは?
私達の身体は約60兆個の細胞で出来ています。細胞と言うのは、小さな袋状の物で、袋の中には色々な物質が入っています。袋の形や大きさは各臓器により異なりますが、いずれにしても顕微鏡で見ることが出来るサイズです。
ここでは、細胞レベルから新陳代謝の仕組みについてみていきましょう。
肝臓の働きと栄養素について
肝臓の細胞には色々な酵素があり、食べ物が腸で消化吸収された後、血管を通って肝臓まで運ばれてきます。たとえば魚や肉のタンパクは腸でアミノ酸にまで消化され肝臓に運び込まれます。肝臓の細胞は、それぞれの臓器に見合ったタンパクに作り変え、皮膚や骨・筋肉などになります。
米や麦・野菜・果物に含まれる糖分は、プドウ糖や果糖などの単糖(単体)にまで消化され、肝臓に運ばれた後、カロリーに変えられたり、余分のカロリーは脂肪として蓄積されます。
新陳代謝と不可欠な栄養素とは?
この様に、私達の身体の中では、24時間休む事なく色々な仕 事が行われているのです。
云わば細胞は社会に例えると、事務所や生産工場・廃棄処理場・倉庫になります。それぞれが24時間休む事なく絶えず仕事をし続ける結果、どうしても効率が悪くなるので、古くなった物を壊し新しくしなければなりません。
この古くなった物を壊し新しいものに取り替える作業の事を“新陳代謝”と呼んでいます。
新しい物を 作る為には、それに見合った材料が必要です。この材料が“栄養素"で、「タンパク」・「脂肪酸」・「ミネラル」・「ピタミン」がそれに当たります。「糖分」は、身体を作る為の材料とはならず、単なる“燃料カロリー"補給の役目しか果たせません。
新陳代謝に必要な栄養素が不足すると…
主要栄養素である「タンパク」や「脂肪酸」が不足すると、身体は“新陳代謝"を落とし て、必要な栄養素が必要な量だけ入って来るまで耐え抜こうとします。その結果、当然体温は低くなり、疲れ易く、免疫力も低下しますし、脂肪も貯まります。
人類は元来、動物を捕まえて生活を営んでいたのです。日本でも、農耕文化が移入される弥生時代以前は、小動物や川を遡上してくる魚を取ったり、貝を拾って生活をしていました。
それが、人口が増えるに従 い、動物だけでは皆が暮らせなくなり、植物を食する様になったのです。現在でも、北極に暮らす“エスキモー"の人達は野菜や穀物など口に出来ません。でも、彼らは先祖代々その地で暮らし続けています。
まとめ
一般的には、「タンパク質」「脂質」「炭水化物」が三大栄養素として呼ばれていますが、「炭水化物」(糖分)は体を作るための材料ではなくて、燃焼カロリーとしての役割しか果たせません。
私たちの体をつくっている最も重要な栄養素は紛れもなく「タンパク質」と「脂質」です。十分な「タンパク質」と「脂質」があってこそ、絶えず新陳代謝を繰り返すことが出来るのです。
栄養に関する誤った知識を改め、本当に必要な栄養素をしっかり摂取するようにしましょう。
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