糖質制限ダイエットにピッタリな「ふすまパン」
糖尿病患者や糖質制限ダイエットを行っている方に大人気になっている「ふすまパン」をご存知でしょうか?
なぜ、この「ふすまパン」が大人気になっているのでしょう。
その理由やふすまパンについて詳しく説明していきます。
Contents
ふすまパンが人気の理由
通常カロリーが抑えられているパンは味気なくて美味しくないことが多いのですが、ふすまパンは糖質が少ない上に栄養価も高く、美味しいので人気が出ています。
通常私たちがよく食べているパンは糖質がとても多く、ダイエットには向いていません。
しかし、一般的なふすまパンはそれらのパンと比べて糖質を80~90%以上カットしているのです。
なぜこのように糖質をカットすることができるのか疑問に思う方も多いでしょう。
一体どんな材料を使っているのかと不安になる人もいるかもしれません。
ふすまパンの材料は通常のパンと同様に小麦を使用しています。
しかし、小麦と言っても通常使われている部位ではなく、「小麦の外皮」を使用しているのです。
お米で例えるなら、ぬかの部分のことを「ふすま」と言い、そのふすまを利用して作られたパンが「ふすまパン」と呼ばれています。
お米の場合のぬかにはビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に入っていると言われていますが、玄米として精米する際にその栄養価がそぎ落とされてしまうことが多いのです。
しかし、ふすまは小麦粉として生成される際にもしっかり栄養が残り、カルシウムや鉄分、ミネラルも豊富に含まれています。
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白米や小麦は美味しいのですが、どうしても生成する段階で栄養価が落ちてしまいます。
それに糖質がとても多いことでダイエットには向いていません。
そこで活躍してくれるのが、ふすまパンなのです。
100gあたりの糖質では、小麦粉から作られたロールパンで44.4gになりますが、一般的なふすまパンは10g前後のものが多いです。さらに、糖質を97%オフに成功したふすまパンもあります。
この値から見てもかなり糖質を抑えることができているのがわかるでしょう。
そして、食物繊維が豊富だと言われているライ麦よりも食物繊維が多いので女性にとても人気になっています。
糖質はしっかり抑えてくれていますし、栄養価もしっかり残っている為、糖質制限ダイエットをしたいという人にとっては、かなり役立ってくれる食材と言えるでしょう。
ダイエット中には「少しの量しか食べることができない」という思い込みがありますが、この「ふすまパン」を使用することで満足感を得ながら無理なく楽しくダイエットをすることができるのが人気の理由のようです。
ふすまパンで糖質制限ダイエット
若い女性を中心に「糖質制限ダイエット」が流行っています。
そもそも糖質というのは一体どんなものを指すのでしょうか。
糖質はエネルギー源になりますが、その一方で現代人はこの糖質を摂り過ぎている傾向があり、肥満や生活習慣病へと繋がっている現状があります。
糖質の摂りすぎによる弊害が出てきてしまっているのです。
このような状態を打破する為にも、注目を集めているのが糖質制限ダイエットなのです。
糖質は体にとってエネルギーであるのは事実ですが、摂りすぎることで糖尿病・肥満といった生活習慣病になってしまうというリスクもあります。
私たちの体は食事量に合わせて膵臓からインスリンというホルモンが分泌され、それが血糖値を下げてくれる役割をしています。
血液中の糖がしっかりエネルギーに変換されているうちは問題がないのですが、食事量が多すぎてしまうとインスリンの分泌が間に合わなくなってしまい、糖尿病をはじめとする様々な生活習慣病になってしまうのです。
糖質は体に必要なものですが、どうしても摂りすぎる傾向にありますので、慎重に考える必要があります。
糖質制限ダイエットとは?
一口に「糖質制限ダイエット」といっても、緩やかなものから徹底したものまで様々で、緩やかなものと徹底したものを比べると、もはや別物とも言えます。
ここでは、「一般的な糖質制限ダイエット」について、そのメリットとデメリットについて説明していきましょう。
一般的に、糖質制限ダイエットとは、糖質の摂取量を制限して行うダイエット法であり、簡単に言えば主食(炭水化物)を減らすというものです。
主食の中ではご飯やパン、麺類などが炭水化物ですし、果物や根菜などにも糖質は多く含まれています。
ダイエットの天敵である「甘い物」を食べなければ良いというものではなく、あくまでも「糖質」を減らすことを目的としているダイエットなのです。
従来からのダイエット方法とは異なり、一日の摂取カロリーを気にすることはなく、一日の糖質を制限するだけで済むので、辛いと感じずにダイエットができるというのがメリットと言えるでしょう。
しかし、いきなり主食を減らすというのは満足感を得にくく、不安に感じやすい部分でもあります。
そんな時に役立ってくれるのがふすまパン。
同じサイズのパンを食べても糖質量が違いますから安心して食べることができます。
ふすまぱんのカロリーと食物繊維量
ふすまパンは低糖質でカロリーも少ないことから、糖質制限ダイエットの強い味方であることはわかってもらえたでしょうか。
ではカロリーについてご説明していきましょう。
基本的に糖質制限ダイエットはカロリーを気にするというよりも糖質量をセーブするを目的としたダイエット方法ですので、カロリーの摂取量はあまり重要ではありません。
しかし、目安として覚えておくことで意識することができます。
通常の小麦粉を使用したパンの場合、50gに対して糖質が24g、170キロカロリーですが、あるふすまパンの場合は糖質が2.5g、102キロカロリーになります。さらに糖質97%オフに成功したふすまパンの場合ですと、糖質が0.7gまでカットされます。
これだけでもかなりのカロリーを節約することができます。
また、ふすまパンに含まれる食物繊維量も注目されています。
小麦自体に含まれている食物繊維というのはほとんどないと言われているのですが、ふすまに関しては5.5gもあると言われています。
この5.5gというのは他の食材で例えるなら納豆2パック、ゆでたソバ250gに相当するのです。
日本人の食物繊維の目標摂取量の目安は1日約20gであり、ふすまパンを1つ食べるだけで一日の摂取量の4分の1を摂取できたことになります。
しかもカルシウムやミネラルも豊富なので、食事に気を遣うダイエットにおいてはかなり役立つ食材ということがわかります。
ダイエットをするとどうしても野菜中心の食生活になってしまいがちですが、この糖質制限ダイエットならば糖質の摂取量に気を遣うだけで良いので、ストレスなくチャレンジすることができます。
ダイエットで一番辛いのが食べられないことだったりしますが、このダイエット法を使用すると一日三食きっちり食べることができますし、カロリーを減らすものではないのでいつも通りの生活を維持することができます。
そして、ふすまパンを利用することによってより満足感のいく食事をしつつ行うことができるのです。
ご飯が好きという人にとってはパンよりも白米を選びたくなってしまうところではありますが、パン好きの方にはおすすめのダイエット方法です。
ダイエットの強い味方になってくれますので利用しましょう。
ふすまの美味しい食べ方
ふすまパンを美味しく食べるコツとしては、食べる時には冷凍されたままトースターで焼くだけで美味しく食べることができます。
毎回同じ味付けでは飽きてしまうという場合は、いわゆる「ピタパン」にして食べている人もいます。
ふすまパンを「ピタパン」のようにしてあるので、中に具材をたくさん入れることができますので、一つ食べるだけでお腹も心も満たしてくれます。
同様にサンドイッチにしても美味しく食べることができます。
ふすまパンだからと気を張らずとも、通常のパンと同様に色々なアレンジをして食べることができますし、手作りをする際には「ベーコンエピ」のようにしてしまうなんて方法もあるようです。
パンの上に具をのせるだけでも毎日色々なバリエーションを楽しむことができます。
また、通販サイトなどではクロワッサン型や食パン、ロールパンというように様々なものが販売されています。
それらを利用すると飽きることなく続けることができます。
特に食パンの形状のものは、アレンジしやすいのでお勧めです。
また、ふすまパンの形状によって異なりますが、トーストをするというのが一番美味しく食べられる方法です。
シンプルですが、トーストをすることで歯ごたえがでますので、咀嚼率も上がります。
その為、ダイエット中には少量でも満足することができるでしょう。
パンが好きでつい食べ過ぎてしまうという人は、ぜひトーストをして食べるようにしてください。
まとめ
ふすまパンは、小麦粉で作られているパンとは多少なりとも異なります。
食べ慣れていない人にとっては抵抗があることもあるようです。
しかし、低糖質であること、食物繊維が豊富であることを踏まえると女性にはぜひ食べてもらいたいパンでもあります。
味的に受け入れることができるのであれば、長く続けていくことができると思います。
まずは、どんなものか食べてみることが大切です。
どうせ食べるなら、糖質が最もカットされた糖質97%オフのふすまパンがお勧めなのは言うまでもないですね。