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血圧の数値ってどこからが「高い」の?知っておくべき血圧の基礎知識

 2016/03/16 生活習慣病
この記事は約 7 分で読めます。 1,715 Views

中年を過ぎると気になる血圧。

高血圧が身体に良くないことは知っていても、どれくらいの数値が高血圧なの?
そもそも自分の血圧がどれくないなのか良く分からないけど、放っておいても大丈夫?
血圧が高いからって、そんなに気にしないといけないものなの?

実は、血圧の数値も近年の見直しや、欧米との違いなどもあり、適正血圧が良く分かっていない人が健康な人ほど多いのが現状です。身体に不調が出て、病院通いをしている人ほどあれこれ詳しいのは当然ですね。

病院へ行くと、「血圧が高いですから、注意してくださいね。」「肥満傾向ですから、ちょっと痩せた方が良いですね。」など、漠然と注意をされることが多々あります。

人に比べて健康で、あまり病院などへかかったことの無い人は、こういうことを言われると途端に気になってしまいます。今からでも遅くありません、正しい知識を手に入れて、自分の血圧のことをよく知り、健康な身体を作りましょう。

適正な数値はどのくらいでしょう?

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そもそも高血圧とは、通常よりも高い数値がずっと継続して続いている状態を指します。

通常の範囲とは、最大血圧が140mmHg以上、最小血圧が90mmHg以下のことを言いますので、この範囲からそれぞれの数値が高い状態が、継続して続いていると高血圧といわれるのです。

短期的に高い状態になっていても、生活をしているうえで高い状態が継続していなければ、問題はありません。

では、どうして数値が高くなってしまうのでしょうか?

はっきりとした原因は解明されていませんが今分かっていることは、

1、遺伝的体質によるもの
2、塩分や脂肪分の過剰摂取によるもの
3、飲酒や喫煙によるもの
4、ストレス

こういった要素が複雑に絡み合って高血圧になっていると考えられています。

家族に高血圧体質の人がいる場合や、食生活の乱れ、過剰なストレスを感じている場合には、注意をした方が良いでしょう。

高血圧の引き起こす病気とは?

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高血圧とは血圧の高い状態を指す言葉であって、本当に怖いのはそこから引き起こされる病気にあります。

これらを合併症と呼びますが、血圧が高くなることによって、血管の壁がもともとの柔軟性に富んだしなやかなものから、硬く、厚みを増すことによって動脈硬化を引き起こします。

この、動脈硬化の状態が継続していると、より一層の血圧の上昇を招いてしまいます。

こういった血管の状態を放置しておくと、脳卒中等の、脳内の血管が原因の病気にかかったり、心筋梗塞等の心臓の病気を引き起こすことになります。

これらの病気の怖いところは、発病したら即、命にかかわる病気だということです。

高血圧自体は、痛みや、不快感などの病気の自覚症状はありません。知らず知らずのうちに命にかかわるような病気にならないように、気が付いたときには手遅れなどということにならない為に、気を付けましょう。

病院で数値を測ると高いのはなぜ?

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体質的に高くなる家系だからと、日頃から気を付けていても、病院で測ってもらうとなぜか高い数値が出ることはありませんか?

これは、白衣性高血圧症と呼ばれていて、よくあることなのです。

身体は非常にデリケートですので、常に気温や精神状態の影響を受けています。普段通いなれない病院、看護師さんや、医師の前で病気の診断をしてもらうとき、緊張したり、ストレスを感じてしまうこともあります。

そういった状況で計測する値と、家でゆったりとリラックスした状態で計測する値とは、大きくかけ離れた数値が出てしまうことがあるのです。

これは、誰しもが経験したことのある、よくあることなので、あまり気にしない方が良いですね。

病院での140/90mmHgに相当する家庭での血圧は130/80mmHgといわれていますので、こういった数字を覚えておくと、いざというときに慌てません。

毎日測ることによって初めて正確に数値になる

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では、本当の自分の血圧はどれくらいなのかを、正確に知るにはどうしたらよいのでしょうか?

遺伝で体質的に高いような人などは、些細な数字のずれも気になるところではあるでしょう。どうやって測るのが一番正確かというと、自宅で、毎日決まった時間に、自分で測ることが一番正確です。

寒い日も、暑い日も、風邪をひいた日も、元気な日も、毎日の習慣として測るのです。

トイレに行きたいような時は高くなりますし、外出から帰ってすぐの時間帯、体操などの体を動かした後、入浴後、食後などは、正常な計測が出来ませんので、朝起きて、トイレを済ませてからの時間帯に測ります。

朝食の前、ゆったりと椅子に腰を掛けて、リラックスした状態で測りましょう。機械によって使用方法が異なりますので、計測器の取扱説明書通りに測りましょう。

重要なことは毎日同じ時間に、同じ状態で計測するということですね。

どのような機械を選べばよいのでしょう?

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正確なデータをとるために必要なこととして、自宅での計測があげられますが、どのような機械が良いのでしょうか?

今では家庭用の血圧計は様々なタイプのものが販売されています。指先で手軽に測ることが出来るもの、手首に巻いて測るもの、腕に巻いて測るもの、病院と同じように上腕部に巻いて測るもの。

体質的に高い数値が危ぶまれるような人、高い数値が気になってしまう人などは、より正確に測ることのできる、上腕部に巻いて使用するものがお勧めです。

ただし、基本的には自分で測るものですので、装着が難しくて、毎日の計測が煩わしくなってしまうと逆効果です。一人で使って、使いやすいもの、毎日無理なく続けることが出来るタイプを選ぶことも重要です。

遺伝的、体質的にそこまで高くない人、現状では健康的な生活の人などは、手軽に使用できるものから始めても構いませんね。

測る方法はどうすればよいのでしょう?

様々な計測器がありますが、基本的な姿勢はどのタイプの機械でも同じです。

血圧は、「心臓の高さにある上腕の血圧を座って計測した値」が基準ですので、

1、なるべく背筋を伸ばして椅子に腰かける。
2、上腕部が心臓の高さになるように、高さを調節する。
3、ゆったりとリラックスして、深呼吸をしてみる。
4、機械を準備したら1分ほどゆとりの時間をとってから測り始める。

この時に、機械によって操作方法が違いますので、慣れるまでは必ず取扱説明書の通りにすることを守ってください。

結果が出たら、高いからといって、何度も測らない。継続したデータが重要なのですから、日々の高い、低いに一喜一憂せずに、
長い期間を通しての体調管理の結果を受け止めましょう。

このデータを医師に見せることによって初めて病気の診断に役立てることが出来るのです。病院へ行くときには忘れずに持っていきましょう。

まとめ

高血圧の怖さを理解せずに、知らず知らずのうちに寿命を縮めてしまっていませんか?痛くないから、気分が悪くないからといっても、進んでしまうところがこの病気の恐ろしいところです。

心臓病、脳梗塞は、日本の死因のトップ3に入る深刻な病気です。日頃の生活習慣を見直すだけで、こういった病気にかかるリスクを少しでも減らすことができるとしたらどうでしょう?

知っているだけではなく、食生活を見直し、運動を心がけ、飲酒や喫煙を見直すこと、そして一番重要なことは、毎日規則正しく血圧を測り、データをとることです。

気分の乗らない日もあるかもしれませんし、たまには高い日もあるでしょう。そこに一喜一憂せずに、継続したグラフの数値こそが、真に信用できる自分の血圧なのです。

このデータがあって初めて、病気にならないための予防に役立てることが出来、ひいては重い病気にかかるリスクが減らせると思えば、頑張って続けることも可能ですね。

 

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木村 哲也

木村 哲也

株式会社イコールヒューマン代表取締役。生活習慣病の権威者である崇高クリニックの荒木裕院長と提携し、主に生活習慣病に関わる様々な情報を広く分かり易く提供中。


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