知らないと怖い!仕事中に血圧が上昇する「職場高血圧症」ってなに?!
高血圧は様々な場面で発生しうる物です。特に職場において緊張などの連続から生じることが知られています。
プレゼンテーションの前であったりあるいは幹部、上司への報告事項であったり、色々な場面で緊張は発生するでしょう。
このとき、平時であれば血圧の数値は平常かあるいはそれほど高血圧ではないのに、急遽血圧が生じうる状況下にあって、急激に上昇することがあり得ます。
このようなときに、職場高血圧症として突然倒れたりするなどの健康被害が出てきてしまいます。
職場高血圧症などにならないようにするためには、様々な改善方法がありますが、ストレスをためないようにすることもその一つになり得ます。また、日頃からやや高めだと思っている人は、ストレスを上手く発散できる方法を日頃から見つけておくことです。
食事面でも改善を図れますので、運動と食事をセットで健康改善に繋げられたら、よいでしょう。
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Contents
高血圧の予防と塩分について
高血圧の予防には、食事面での改善も大切です。
特に塩分については、1日8グラムまでが望ましいと健康日本21などでは提唱されています。しかし、この健康日本21がスタートしてかなり経過していますが、高血圧患者は減るどころか増加の一途をたどっています。
つまり、減塩をしても高血圧の改善につながっていないという現状が徐々に明るみなってきているのです。そして、それを医学的に説明する専門家なども出てきています。
もともと塩分は人間が生きていくうえで必ず摂取しなければならないミネラルで、体を動かすために電気を伝えるという重要な働きをしています。体内の塩分が不足すると、体が動かなくなり非常に危険な状態になります。その分かりやすい例が熱中症です。
熱中症になるとめまいや頭痛、意識障害などの症状が起こり、命に関わる場合もあります。その対策として、十分に水分を補給することと塩分を摂取することがあげられています。つまり、減塩は体に良いどころか、場合によっては悪いケースさえあるのです。
従って、一概に減塩を信じて塩分の摂取を制限するよりも、体に必要な栄養素はしっかりと摂取して、正しい食事をする必要があります。正しい食事をすることによって、高血圧も予防できたり改善できたりします。
食事面で注意すべき事柄
医学界の様々な視点からの研究のおかげで、現在、日本は世界屈指の長寿国となっています。
ただ、健康寿命と生活寿命とは異なり、健康なままで老いられるわけではありません。その健康なままで老いられるように、なるべく長生きが出来るように食事などについても改善が必要になるわけです。
せっかく長生きが出来たとしても、ずっと寝たきりや介護が常時必要な状態などでは、長生きすることがつらくなってしまいます。できる限り長生きが出来るように、さらに健康な状態のままで生きられるように、日頃の食生活の改善が必要になってきます。
食生活では、本来人間が摂取するべきではない食べ物を過度に摂取することによって問題になっていました。そのため、抑制することを提言されており、そのための食生活の改善を図ることが非常に重要になっているということです。
食生活での糖質の摂取について
健康日本21では、1日あたりの塩分の摂取量を8グラムまでとしています。しかしながら、前述したとおり高血圧症の方は減塩をすることによって減るどころか年々増加傾向にあります。
そもそも高血圧の原因の一つに血管が硬くなってしまうということがあります。血管が硬くなると血管にかかる圧力が大きくなり、血圧が高くなるという訳です。では、なぜ血管が硬くなってしまうのでしょうか?
その大きな要因は“老化”です。人間は必ず老いていきますが、老いることによって血管が硬くなり、それが高血圧の原因となるのです。そして、老いの最たる原因が“糖質”なのです。
糖質が体内のコラーゲン線維とくっつくと伸び縮みができなくなって硬くなってしまうのです。本来コラーゲン線維はらせん状になっていて非常に伸縮性のある繊維です。ところが”糖質”がくっつくことによって伸縮性が奪われ硬くなってしまうのです。
ですので、高血圧の原因は塩分ではなく糖質の摂取と考えるべきなのです。実際に塩分制限では全く改善しなかった高血圧症の方が、糖質制限をしたことによって大きく改善したケースがとてもたくさん報告されています。
ですので、高血圧の改善には糖質制限をぜひ取り入れてみることをお勧めします。
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食事面と運動習慣の関係
食事面だけではなく運動習慣も考えなければなりません。運動については、毎日30分以上の軽い運動でも効果が上がることが知られているところです。
ただ、運動であっても激しい運動を行う必要はなく、軽く息が上がる程度のものでも構わないとされているところです。
重要なことは継続して行う事で、最初は少し短めの距離などを歩く程度でも良いでしょう。徐々に体が慣れてきたら歩く距離を長めにするなどにより、運動量を増やしていきます。
継続をしっかりと行う事で、徐々に体も慣れていきしかも余計な脂肪などの燃焼にも繋げられるものです。一日一回限りなどではなく、継続して毎日行う事で、効果が現れると考えられています。
このとき、食事面でも糖質を控えめにすることで、高血圧の予防と同時にその他の数字にも改善が見られるでしょう。つまり、生活習慣病全体の予防にも繋がるものです。
職場のストレスが原因で発生する高血圧
職場のストレスが原因の場合の高血圧は、緊張のしっぱなし等で突然倒れたりしてしまうことがありますので、とても危険です。そのため、日頃からストレスに強い体作りを行う事も大切になってきます。
職場での業務量が問題であれば、その業務量を減らすようにあるいは均等化するように行う事も、職場における対応の一つでしょう。ただ、職場における仕事量の調整については、組織として動いている以上なかなか理解がされないことがあります。
個人で高血圧にならないように、ストレスを抱え込まないようにするためにはどうすれば良いかを考えて行かなければなりません。
高血圧にならないようにするために、職場として改善できることがないかどうかは考えていくことがとても大切です。高血圧について、職場において十分に教育を行う事も有効でしょう。毎年行われる健康診断が重要であることも言うまでもありません。
健康診断や人間ドックの受診
職場では、従業員等が守らなければならないことやあるいは組織が守らなければならない健康等に関するルールが定められています。
このルールのことを労働安全衛生法、同規則などで明確に決められています。したがって、その法令等にしたがって対応をしていかなければなりません。
特に定期健康診断やあるいは人間ドックの受診では、必ず毎年一回は受診させることが義務付けられています。このとき定期健康診断は、決められた項目を必ず受診しなければいけません。
これは雇用主、事業主の負担で行わなければならないと明確に定められています。したがって、事業主は定期的に受診させることで従業員の健康面への配慮を行う必要が生じます。
職場における高血圧になることも、可能であれば事前に確認をしておきたいところですが、これは難しいのが現実ですので、産業医の意見も踏まえた職場づくりが欠かせません。
まとめ
高血圧の改善には、食事と運動の両方が必要です。職場にあっては、食生活の改善と運動習慣によってしっかりと日頃から体調管理を行う必要が生じます。
高血圧の改善はすぐに出来るものではなく、改善の効果が見えるまでには時間が必要です。そのため、毎日の健康づくりの習慣が重要になるものです。
改善における数値などを定期的にチェックすることも重要でしょう。高血圧のチェックは自宅でも可能なので、日頃から気になる人は高血圧のチェックのためとして、血圧計を購入するのもよいでしょう。
毎日定期的に高血圧かどうかをチェックし、メモにしておくことで、改善が図られているかどうかを目に見える形にするわけです。
こうして高血圧を未然に把握し、高血圧を意識して生活すれば、健康的な日々を送ることに繋がっていきます。日頃血圧の管理が出来ていれば、職場での高血圧においても耐えられることでしょう。
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