あなたの血圧は大丈夫?血圧の正常値と正しい測定方法を知ろう!
生活習慣病に注意とよく言われますが、その一つに高血圧があります。
血圧が高い状態が続いてしまうと血管に負担がかかってしまうのであまり良いことではありません。血管に負担がかかり続けると傷んでしまうので、それが原因となって様々な病気につながってしまいます。
血圧の正常値を知って、管理しておくことで健康を守ることになります。
現代社会は西洋化していますので食事面でも味の濃いものが好きという人は増えてきていますし、ストレス社会といわれているほどストレスの多い現代ですから血圧も高くなりがちです。
気づかぬうちに高血圧になっていて、急に具合が悪くなってしまうという人も少なくありません。
ただ血圧を正しく測定するにはやり方がありますので、間違った方法で測定しないように正しい方法を覚えておくほうが良いでしょう。測り方が間違って高血圧だと思い込む、過剰に心配をしてしまうとそれがまたストレスになってしまいます。
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Contents
正常値はどれくらいなのか知っておこう
血圧を測定する時によく上はこれくらい、下はこれくらいといいます。あの上というのは血圧測定器でぎゅっと締め付けた時に出る数値で、収縮期血圧といいます。下というのは逆にゆるめた時に出る数値で、拡張期血圧といいます。
この両方の数値を見て血圧が正常かどうかを判断することが多いです。
日本高血圧学会によると、上が135mmHg以上、下が85mmHg以上ある時が高血圧であるという基準になります。つまりこれより下の数値であれば正常であるといえます。
ただし平均値などは正常値とはまた別に年齢別で出されており、例えば30代男性は上が125、下が79、女性は上が115、下が71ほどとなっています。大体この平均値くらいであれば正常値と考えておくのが良いでしょう。
自分の年齢の平均値をまずはチェックしてみて、それを目指して降圧できるよう、生活習慣を正すのも良いです。
高血圧の場合、早朝高血圧には要注意
高血圧だった場合、特に注意が必要なのが早朝高血圧です。
そもそも血圧は1日の中で何度も上がったり下がったりを繰り返しています。一般的に眠っている間は血圧は下がり、朝目が覚めると交感神経の働きによって血圧は上がります。
日中は正常値なのに、早朝の数値が異常に高いという方は意外と多いのです。急に血圧が上がってしまうと脳卒中や心筋梗塞などが起きやすくなってしまいます。
脳卒中になった患者1万名以上について発生時刻を調べたところ、午前6時頃から正午にかけて脳卒中になってしまった人が最も多かったことがわかっています。
血圧の薬を服用して日中は安定した数値になっている人も早朝には血圧が上昇している場合が多く、油断は全くできません。つまり、治療中の人であってもそうじゃない人であっても数値をしっかりと把握しておくことはとても重要だといえるのです。
食事面を見直してみよう
あまりに数値が高い場合には薬の服用をすることによって正常値へと近づけるように治療を行いますが、少しだけ高めで気になるなという場合は生活習慣を見直してみることで正常値へと改善を目指しましょう。
一般的に食事は塩分を控えめにするのが良いと言われていますが、それ以上に糖質の摂取が問題ですので、炭水化物を控ええると血圧が改善される可能性がありますし、その他の生活習慣病の改善や予防につながります。
またセサミンは胡麻に含まれている成分で、ラットによる試験を行い、セサミンが血圧を下げるという効果があることがわかっていますので積極的に摂取したいものです。血管拡張効果があるので血流を良くするので、動脈硬化予防になります。またコレステロール値の降下作用もあります。
血圧を下げる食べ物ですと、玉ねぎやセロリ、ニンニクなどが推奨されますが、これらの野菜は同時に糖質も多く含んでいますので過度の摂取はお勧めできません。。
またナトリウムを排出するサポートをするので、グレープフルーツやほうれんそうなどカリウムを多く含むものを積極的に食べると良いとも言われますが、同様に糖質を過剰に摂取してしまう可能性がありますので注意が必要です。
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避けたほうが良いものはある?
血圧を正常値にしたいのであれば良いものだけではなく、逆に避けたほうが良いものも知っておいたほうが良いでしょう。
例えばサウナは大量に汗をかくので健康な方であれば老廃物を排出できるため、適度であれば良いのですが、同時に体内の水分が蒸発してしまいますから血流が一時的に悪くなってしまいます。そのため、サウナでは脳梗塞や心筋梗塞の原因になりやすいので注意が必要なのです。
入浴する時も浴室と脱衣所などの温度差をなくすためにある程度脱衣所の中を温めて温度差をなくしておくことが大切です。大体25度前後にできれば良いです。
そして特に高齢の方の場合、湯船の温度は41度以下にして10分以内に出るようにしたほうが体に負担がかかりません。温度差があまりにもあると血圧が急激に上昇するなど危険です。湯船につかる時にも肩までつかるというよりは半身浴の状態が望ましいです。
いびきをなおすと正常値になることもある
いびきがなぜ正常値に戻すことと関係があるのかといいますと、いびきをかいている時には血液に酸素をとりこめないので血中の酸素濃度は低くなっています。そのため、酸素をとりこもうと心臓が心拍数を上げますから血圧も上昇してしまいます。
また血管自体も酸素濃度を上げようとするので収縮しますから、こちらも数値を上げてしまう原因となってしまうのです。
さらに睡眠時無呼吸症候群を併発していれば無呼吸からいびきをかくことで急に呼吸をすることになるので脳波に強い興奮状態を起こして、数値を上げてしまう結果となります。
これらが原因の方はいびき治療を行うことで正常値に戻る可能性があります。
いびき治療とは例えばダイエットをして咽喉周辺の肉をとることで呼吸が楽になるので低濃度の酸素予防となります。他にもマウスピースを作ったり、枕や眠る姿勢を変えることで改善されやすくなります。
妊娠中に起きてしまう妊娠高血圧症
この病気は妊娠20週以降から産後12週までの間に起きるもので、重度になるとめまいや肩こり、頭痛などの症状が出てくるようになります。また腎臓機能が低下してタンパク尿が出るようになってしまいます。
原因ははっきりとはわかっていませんが、なりやすい傾向にあるのは高齢出産になる人やストレスが多い人、家族に同じように数値が高い人がいる場合、BMI25%以上の人などです。
妊娠中であろうと放置しておくわけにはいきませんから、一般的な治療と同じように薬物治療や食事療法、運動療法などを取り入れて正常値へと近づけていきます。
タンパク尿が1日で300mg以上ある場合には重症だと診断されます。
この病気は母体を守るために帝王切開による早期出産や妊娠中止を行なう必要が出てしまう場合があるので、普段からなるべく気をつけて過ごすようにしたほうが良いでしょう。
まとめ
正常値なのかどうかを知るためには正しい測定方法を知っておく必要があります。測り方を間違えると20mmHg以上の誤差が出てしまう場合があります。トイレをすませてからリラックスした状態で同じ時間帯に測定するようにしましょう。
通常が起床時、そして就寝前の2回測ります。忙しい方は起床時だけでもOKです。上腕を心臓と同じくらいの高さにし、上腕の付け根2cmほど上に巻きます。
そしてノートに記録しておきましょう。ノートに記録する場合は2回測ったうちの2回目を書いておきます。これは1回目がリラックスできてない場合も多く、数値が安定していないことがあるためです。
病院で診てもらう時にもこのノートを見せれば医師もわかりやすいですし、説明しやすいです。
正常値に戻すのは時間もかかりますが、あきらめずに気長にやっていくのがコツです。少しずつでも正常値に近づいてきたら自分をほめてあげましょう。
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