街並みを楽しむのに最適な温泉街10選!
温泉旅行の最大の楽しみと言えばやはり効能たっぷりの温泉ですが、せっかく非日常を味わいに行くのであれば宿や温泉街も楽しみたいものです。
古き良き日本の風情が残る街を浴衣姿で散策すれば、日ごろの疲れを忘れてリフレッシュできること間違いありません。
人が集まり発展した大きな温泉街も良いですが、昔の雰囲気を残した趣のある温泉街もまた良いものです。
日本には数多くの人気温泉地があるので、それぞれの特徴や良さを知ってお気に入りの場所へ行ってみるのがおすすめです。
乳頭温泉郷
最も雰囲気のある温泉地として人気があるのが、秋田にある乳頭温泉郷です。
秘湯としても知られており、東北エリアで圧倒的な人気と知名度を誇っています。
国立公園でもある乳頭山麓に七湯が点在し、それぞれが独自に源泉を持っている上に泉質も多様で飽きることがありません。
その中でも最も有名な「鶴の湯」は350年も昔に開かれており、山奥に昔ながらの黒壁と茅葺屋根の宿が立ち並ぶ情緒豊かな湯治場といった雰囲気を味わえます。
周囲を山や林に囲まれているため大自然を楽しむこともでき、秋になればそれは美しい紅葉を目にすることもできます。
ビルや道路などが目に入ることもほとんどなく、温泉街に足を踏み入れれば一瞬で昔にタイムスリップしたかのような感覚を味わえます。
那須温泉
栃木にある那須温泉郷は、1380年から開かれた非常に古い歴史を持つ温泉で、県内でも随一の湯量を誇っています。
那須町の北西にある茶臼岳という山の中腹に点在しており、それぞれ異なった泉質であるため湯巡りも楽しめます。
中心部には温泉街もあり、こじんまりとした街並みですが周囲を大自然に囲まれており、これぞ温泉街という雰囲気を味わうことができます。
かなりの山奥なのでコンビニやレストランなども無く、必要なものはここに来る前にある程度買っておいた方が良いでしょう。
山の麓には新那須温泉があり、こちらはある程度お店もあるのでここで買い物を済ませておくのがおすすめです。
食事は宿で出ますが、素泊まりの場合は食事もどこかで済ませておく必要があります。
買い物やアクセスなど利便性は低いですが、その代わりに都会の喧騒を忘れて大自然でリフレッシュするにはうってつけです。
名物の一つである「天狗の湯」は全国的に大ヒットした映画のロケ地としても知られており、風情や泉質は折り紙付きです。
草津温泉
群馬県にある草津温泉は、圧倒的な湯量と泉質の良さで絶大な人気を誇る温泉地として知られています。
江戸時代には既に人々の人気を集めており、当時行われた人気ランキングでは「東大関」というに最高位に格付けされたほどです。
人気の高さから国内外を問わず観光客が訪れ、温泉街もかなり充実しています。
中心部には草津温泉のシンボルとも言える「湯畑」という施設を構え、ここを中心に200軒を超える宿や食事処、お土産ショップなどが立ち並んでいます。
浴衣でのんびりと散策している人も多く、これぞ温泉街という雰囲気を醸し出しています。
湯畑では、プールのように溜めたお湯を木でできた大きな板でかき混ぜる「湯もみ」というイベントが定期的に行われています。
本来は湯の花を集めるための作業なのですが、草津節と呼ばれる独特な唄を歌いながら息の合った動きで湯を混ぜる人々の姿が人気を呼び、現在では湯もみ自体が人気の観光スポットになっています。
草津へ行ったなら一度は見ておきたい光景なので、開催される時間帯などを確認しておくと良いでしょう。
伊香保温泉
群馬の榛名山の中腹に存在する伊香保温泉は、草津温泉と並ぶこの地方の名湯として親しまれています。
伊香保温泉はあの万葉集にも詠まれたほど古い歴史をもった温泉で、黄金と白銀の2種類の源泉が特徴です。
山の中にあるため温泉街も狭い範囲に集まっており、中心を400年前に作られた365段もの石階段が通っています。
段々畑のように古めかしい様々なお店が見える様は非常に情緒があり、この光景は伊香保温泉名物の一つにもなっています。
階段はかなりありますが、その両隣にはお土産ショップや飲食店はもちろん、駄菓子屋に射的屋や足湯など面白い施設がいくつもあるので子供も十分楽しめます。
もちろんこういった施設は大人も利用できるので、まるで縁日のようなワクワク感を体験することもできます。
階段をすべて上った先には縁結びの神様として知られる伊香保神社があり、女性を中心に観光客が多く訪れます。
旅の安全を祈ることもできるので、時間に余裕があれば頑張って階段を登ってみると良いでしょう。
箱根温泉
都内から1時間程度で行けるため日帰りでも人気の高い箱根温泉は、鉄道の駅や道路も整備され利便性に優れた温泉街となっています。
箱根温泉の玄関口にもなっており、最も栄えているのが箱根湯本温泉になります。
箱根湯本は源泉の数もお店の数も箱根の中で最大で、数多くの旅館や観光地が集まっています。
箱根の中心部とも言え、非常に多くの観光客が集まる賑やかな場所となっています。
栄えているため静かな隠れ家的温泉街とはいきませんが、その分バラエティ豊かで面白いお土産が数多く揃っており、飲食店も食事からスイーツまであらゆる種類が楽しめるので誰でも満足することができます。
温泉街の中には何ヶ所か湧水が湧いている場所もあり、澄んだ美味しい山の水で喉を潤すのもおすすめです。
様々な旅館やお店を楽しみ、かつ良質な温泉も湧いている箱根湯本は利便性を重視される方には最適な観光地だと言えます。
城崎温泉
兵庫県にある城崎温泉は、平安時代から親しまれてきた最も古い歴史を持つ温泉地の一つです。
湯めぐり発祥の地としても知られており、7つの温泉を中心として様々な泉質を楽しむことができます。
1200円のチケットを購入すれば7つの温泉に入り放題で、観光客に大人気となっています。
城崎温泉と言えば温泉街の中心を流れる小川にかかる太鼓橋と、その周囲に植えられた柳並木の風景がお馴染みで、ここを浴衣姿で散策するのが風物詩にもなっています。
建物も近代的なビルではなく昔ながらの外観を持つものが多く、昔ながらの情緒を感じることができます。
お土産ショップや飲食店も多いのですが、他の温泉街と一味違うのがカニの看板が目立つと言うことです。
カニは城崎名物の一つで、温泉街でも食事にお土産にと様々なお店で取り扱われています。カニの旬の時期に城崎温泉に行かれる場合は、ぜひ味わっておきたい一品です。
有馬温泉
兵庫県で人気なのが、大阪からバスで1時間ほどで行ける有馬温泉です。
日本書紀など古い書物にも存在が記されるなど、日本三古泉の一つとしても有名な名湯です。
伊香保温泉と同じように、源泉には赤褐色の金泉と無色の銀泉があり、それぞれ違った趣や効能となっています。
全体的にコンパクトな街なので散策には適しており、家々の間を縫うように細い路地が通る姿は風情たっぷりです。
温泉街も整っていて、お土産選びや食事を十分に満喫することもできます。
街中には足湯もあり、散策で疲れた場合は気軽に利用してみましょう。
紅葉狩りスポットとしても知られており、秋になると観光客が大勢訪れるようになります。
道後温泉
中四国地方を代表する温泉地である愛媛県の道後温泉は、日本最古の温泉としてあまりにも有名です。
温泉街の中心部に位置する道後温泉本館は街のシンボルにもなっており、国の重要文化財にも指定されています。
伝統的な姿を下日本家屋がどっしりと構え、夜になるとライトアップもされて堂々とした貫録を見せつけてくれます。
この道後温泉本館の目の前から道後温泉駅まで続く商店街は「ハイカラ通り」と呼ばれており、歴史を感じさせる情緒たっぷりなお店がこれでもかとばかりに軒を連ねています。
距離としては短いですが、数多くのお土産ショップや食事処が揃っており、散策ついでに覗くだけでも十分楽しめます。
足湯はもちろん、手を入れて温まることができる「手湯」というスポットもあるなど面白い施設もたくさんあり、宿でのんびりするのも良いですがぜひ散策も楽しんでおきたいところです。
商店街は夜になっても栄えており、温泉めぐりを楽しんだ観光客が浴衣姿でのんびり買い物や散策をしています。
別府温泉
源泉数、湯量ともに国内第一位の実力を誇っているのが、大分県の海沿いに位置する別府温泉です。
人が入浴できる温泉としては世界でも第一位を獲得しており、まさに日本を代表する温泉地と言っても過言ではありません。
国内はもちろん世界中から観光客が訪れる日本屈指の観光地としても知られており、ひと昔前の大ブーム時よりは落ち着きましたが、それでも毎年800万人以上もの膨大な観光客が訪れる大人気温泉地となっています。
遠くから別府の街を見るといたる所から湯煙が上がっており、その範囲の広さには驚かされます。
地域は主に8つの地区に分かれており、それぞれ違う泉質の温泉が湧いているので湯巡りも欠かせません。
街全体が温泉の独特の香りに包まれており、一歩足を踏み入れれば温泉に来たことを心から実感できる場所です。
別府と言えば忘れてはならないのが、温泉をもとにした地獄めぐりです。
温泉の噴気や源泉が激しく湧き出ている場所を、まるで地獄の溶岩のようだと見なして地獄と称しています。
色や特徴などに応じて海地獄や血の池地獄、かまど地獄に鬼石坊主地獄、白池地獄などと名付けられておりそれぞれ違った趣を持っています。
特に有名なのが「海地獄」と「血の池地獄」で、それぞれ美しく鮮やかなコバルトブルーと紅色が特徴です。
海地獄では熱い温泉を利用してゆで卵が作られており、硫黄の独特の風味が付いた温泉卵は名物として大人気です。
施設内の売店でも売られており、その場で食べることもできるので訪れた際には味わっておきたい一品です。
それぞれの地獄は場所が離れているものもあるので、全てを巡りたい場合は別府駅から出発している定期観光バスを利用すると2時間30分ほどで回れるので非常に便利です。
この他にも、別府には水族館にサル山、サファリパークに大型プール施設、遊園地などありとあらゆる観光スポットが揃っており、1泊程度ではとても全てを満喫することはできません。
大人から子供まで幅広い年代が十分に楽しめるので、一度は訪れておきたい温泉地だと言えるでしょう。
黒川温泉
熊本県の黒川温泉は、標高700メートルもの場所に位置する人気温泉地です。
大手旅行サイトの人気温泉地ランキングでは毎年トップ10に入るほどの人気を集めており、数多くの観光客が訪れています。
山の中を流れる川の周囲に昔懐かしい雰囲気を漂わせた家々が立ち並び、建物や周囲の施設に統一感を持たせることで落ち着いたまとまりのある雰囲気となっています。
山奥にあるにもかかわらず建物はどれも古びておらず、綺麗に整えられているので雰囲気を損なうこともありません。
お土産ショップも山奥にある温泉街としては珍しく多種多様で、定番の漬物やまんじゅうからスイーツやアクセサリーまで、様々な年代や性別の観光客が十分に楽しめる内容になっています。
温泉街は約30軒の宿と非常にコンパクトで、20分もあれば1週してしまえるほどです。
まるで街全体が一つの宿のようになっているので、体力のない人でも気軽に散策が可能です。
街は狭いですがその分全てのお店を漏れなく見て回ることもでき、温泉を楽しむ合間にのんびりと買い物や風景を楽しむことができるでしょう。
一般的に、山奥にある温泉地はお土産店がイマイチだったり不便なこともありますが、黒川温泉は品揃え的にも全く問題ありません。
大自然の雰囲気を楽しみつつ買い物などもたっぷり楽しめる温泉地を探している場合は、黒川温泉がおすすめです。
まとめ
このように、日本各地にはそれぞれ趣のある温泉街が存在しています。
利便性が高く人の集まるものから、山奥でひっそりと情緒を楽しむものまで様々あり、どれもそれぞれの良さを味わうことができます。
これ以外にも日本には数多くの温泉地があり、そこでしか味わえないようなグルメや景色、イベントなども満載です。
非日常の中でのんびりと温泉に浸かることで、大きなリラックス効果を得て日ごろの疲れを吹き飛ばすこともできるでしょう。
どこかへ旅行に出かけたいと考えている場合には、これを機に日本ならではの温泉地に出かけてみてはいかがでしょうか。
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