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恋人や家族がうつ病になったらどのように接すればいいの?

 2016/05/16 生活習慣病
この記事は約 7 分で読めます。 1,235 Views

恋人や配偶者、あるいは家族などがうつ病の診断を受けると、やはり辛いところがあるでしょう。

精神的な病気は外から見てもわかりにくく、周囲の人にとっては見てもわからないため、厄介な問題だと思っていることもあるようです。また、本人にとって目には見えなくても非常に辛い場合も少なくありません。

このため、接し方次第ではゆっくりと快方に向かう場合もありますが、接し方を一つ間違うととても大変なことになる場合もあります。特に自己否定感が強かったり希死憂慮があるのなら、できるかぎり気をつける必要があります。

では、どういうところに気をつければ良いのでしょうか。

いろいろな方法がありますが、やはり周囲の病気への理解、そして周囲からの見守りが必要になります。実は最悪の場合は自ら命を絶つこともありますから、よく考えて理解し、その上で接し方を決めましょう。家族だけでも優しくなってくれると、とても助かるようです。

基本的に話を聞く姿勢でいる

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まず、もし誰かからうつ病を告白された場合、あるいは病院でそのような診断をもらった場合、第一にただそのことを黙って聞きましょう。

この時感情的になったり、不安を露わにしてもしょうがありません。何より、そのような負荷を受け止め続けたからこそ精神的な調子を崩したということもあるのです。相手を責めたりあれこれ根掘り葉掘り聞く言葉はあとにしましょう。

最初にはまずただ黙って話を聞くことです。こういうふうに診断されて相手からはこのように言われた、だからこうする、ということを黙って聞きましょう。

実はうつ病になる人の周囲にはこれができない人もいます。ただ黙って聞き、感情的にならず理性的に動くということを考えましょう。

少なくとも人を責めたり病気になることを責めると、ますます病気がひどくなることもあります。まずはしっかり話を聞き、今後のことなども聞きましょう。

感情的にならず、冷静にいる

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次に、うつ病を告白されたり診断を受けたからといって、あなたまで感情的になるのは良くありません。最もつらい思いをしているのは病気になった本人ですから、その点は理解しておきましょう。

接する方法としては冷静に、できるかぎり感情的にならないことです。病気になってしまったのだから仕方ない、と思って、ある程度割りきって過ごすことも大事ですね。また、できればなにかうつ病についての接し方などについてはより理解を深めたほうがいいので、いくつかの専門書を読んでみても良いでしょう。

逆に良くないのがこの点でヒステリックになったり感情的になり、マイナスの気持ちを煽ることです。これは相手にとってもあなたにとっても良くありませんから、しっかり考えて行うようにしましょう。最低でも感情的にならない、冷静に振る舞うことです。

休養するのならそれに寄り添う

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ちなみに、うつ病になった時に休養を取る人もいます。これは例えば会社を休業したり、いろいろな形で仕事を休むという選択肢です。もちろん辞める人もいますが、そのような選択をしたのなら仕方ないと思えるようになる必要があるでしょう。

これはこれまで耐えてきたからこそうつ病になったのですから、少なくとも休む時間が必要なのです。その時にはしっかり休息し、病気の治療に専念させることも大事でしょう。仮に思うところがあっても、休職に関してはそれに寄り添うようにしましょう。ここから先の段階で無理をさせて仕事を続けさせても、更に負荷がかかってしまうだけなのです。

ただ、本人が休養しないと決めたのならそれにも考える余地はあるでしょう。ただし、誰から見てもストレス過多・勤務による負荷が大きく辛そうというのなら、あなたから軽く言葉を投げかけてみてもいい場合もあります。

大切な決断はなるだけ避けさせる

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また、何らかの大切な決断は極力避けたほうがいいでしょう。

これは例えば転職や結婚・離婚などの環境の激変です。うつ病の間は判断力が低下しているため、大きな決断をするのは避けたほうがいい期間でもあります。特に症状がひどい時には思考回路が自罰的になり、自分はパートナーにとってふさわしくないと感じて離婚を言い出すこともあるようです。

この場合、なるだけこういった判断は避けさせたほうがいいでしょう。転職なら休職にしてもらいしばらく会社を休んで様子を見るとか、離婚も軽くあしらったり離婚したくないという意思をやんわりと伝えるなど、いろいろな方法があります。

結婚に関してもいいことのように思いますが、うつ病期間は環境の激変が良くありませんから、担当の医師と相談して行ったほうがいいでしょう。引っ越しなどの大きな環境の変化もあまり考えないほうがいいかもしれません。

「頑張れ」は禁句、それはなぜ?

よくうつ病の人との接し方で言われることとして「頑張れ」という励ましは禁止、ということがあります。これは正しいので、言わないようにしましょう。

これまで十分頑張ってきたからこそ負担が大きくなり、うつ病という形で発症したのです。もちろん、これまで頑張ってきました。このため、これ以上頑張れと言われても、という無力感を抱きやすく、そこから自己否定につながりやすいのです。

こういった言葉とよく似たものとしては、他にもいろいろあります。

「負けないで」「元気を出して」「病気に勝って」というような言葉は、うつ病の人にとって余計辛くさせるだけなのです。脳が病気の状態なのですから、頑張ったり勝ちたくても勝てないのです。

言っている人にとっては単純な激励のつもりでも、それがうつ病の人にとっては負担なのです。接し方としてはとても心がけておきましょう。

なるだけいい言葉をかけ、あまり心配を深めない

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このため、うつ病の人の場合はどう接すればいいのかというと、いくつかの接し方があります。

ひとつは比較的前向きな言葉をかけることです。とはいえ、これはあまりにも前向きすぎると今度はうつ病を遠回しに責められているように感じるので、力加減が大事です。

「いい天気だね」「起きてこられたね」「ここまで出来てよかった」というように、少しずつ前向きな言葉をかけるようにしましょう。これは接し方としてはとてもグッドです。

また、心配を深めすぎると今度はあなたまでつられてうつ病になってしまうこともあります。このため、あなたはできるだけおおらかに構えておくのがベストです。

接し方というよりは心構えとして、うつ病のせいで脳の機能が低下していたり、うつ病のために感情的になったり希死憂慮が出てくるのだということを覚えておきましょう。受け流すくらいの事ができればベストですね。

まとめ

うつ病への接し方というと、最初はとても困るでしょう。でも、うつ病は時間をかければしっかり治療できる病気です。

このため、接し方としては基本的に相手を責めたり病気だからといって励ましたり、治療を急かすことはやめましょう。なおかつ相手が極端な行動に出ないかある程度監視しておきながら、同時に辛いことについてはただ黙って聞いておくのも大事な接し方になります。同様に、接し方としては不調時は「うつ病だから」ということを覚えておくといいでしょう。

ちなみに接し方は人によっても違いますので、できれば接し方についてのアドバイスなどが書かれている専門書を読むのが一番です。最近はわかりやすい書籍も多く出ていますから、最低でも2~3冊くらいは読んでおくとより理解も深まり、大きなトラブルやストレスも無くなります。同様にあなたの迷いや困り事についての回答も見えてくるかもしれません。

 

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木村 哲也

木村 哲也

株式会社イコールヒューマン代表取締役。生活習慣病の権威者である崇高クリニックの荒木裕院長と提携し、主に生活習慣病に関わる様々な情報を広く分かり易く提供中。


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